think(実験の考察)

考察

今回、検証や調査を行ったが、それらについて考察したい。 まず検証に関して、ほとんどのサイトで文法エラーが起こったのは驚きだった。そして、Apple,microsoftと言った大手企業にも文法エラーがあるとわかった。特に、microsoftはエラーが500以上を超え、なぜ文法エラーが起こったのかを疑った。私自身も最初作ったときは35のエラーが出てしまった。なぜ、このような事が起こったのか? それを深く考えた。私のWebページでのエラーは、ほとんどがインライン要素の中にブロック要素があるというエラーだった。例えばブロックリンクを作ろうと思った場合、a要素の中にp要素やh3要素を入れる事になる。もし、ブロックリンクを作ろうとすると、JavaScriptを使わない限り、必ずW3Cの文法エラーを起こしてしまう。
ブロックリンクを作りたいがためにJavaScriptをわざわざ書くよりも、W3Cのエラーを無視した方が効率的である。つまり、面倒な処理を省くため、そして余計なdivを作らないようにするためにmicrosoftや他のサイトは省いているのだと思う。よって、ガイドライン4.1を満たすにはW3Cの検証サービスが必要だが、それ以外ならW3Cの検証サービスが決して良い物である訳ではない事がわかった。

次に、W3C(World Wide Web Consortium)、アクセシビリティ(Accessibility)、バリデーション(Validation)のそれぞれに関する調査だが、特にアクセシビリティに関しては閃光であったり、代替テキストであったりと、多くの事に気をつけてページ作りをであるかがわかり、W3Cに関してはどういう組織であるかやどのような活動をしているかがわかった。

感想

Webページを利用することが比較的難しいユーザに対して、どのようにWebページを制作し、呈示するべきなのかを考える良い機会になった。そして、このようなユーザに対してガイドラインが 掲示されていることを初めて知った。そして、自分の作るWebサイトに文法間違いがあったこと知れた良い機会となった。

参考URL

ウェブアクセシビリティ基盤委員会:
http://waic.jp/

ウェブアクセシビリティガイドライン日本語版:
http://waic.jp/docs/WCAG20/Overview.html

WAIによるアクセシビリティ(Accessibility)の説明:
http://www.w3.org/WAI/intro/accessibility.php

慶応義塾大学によるW3C(World Wide Web Consortium)の説明:
http://www.w3c.jp/2012/06/03-W3C_General/W3C_General.html

Markup・バリデーション・サービス(Markup Validation Service)について
http://validator.w3.org/about.html

CSS・バリデーション・サービス(CSS Validation Service)について
http://jigsaw.w3.org/css-validator/about.html

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